そば処 田中屋(静岡市葵区)天南定食

  • Day:2015.02.16 21:42
  • Cat:蕎麦
お店の前を通る度に一度は訪れてみたいと思っていたおそば屋さん、

そんな葵区上土にある「そば処 田中屋」さんを訪れてきました。
そば処田中屋1

場所は巴川からもすぐの旧北街道沿いです。

駐車場はお店の南側で、旧北街道から新北街道へ折れたところに4台分ですかね?

実は改めて気がついたのですが、この駐車場を挟んでおそば屋さんの「田中屋」と

お寿司屋さんの「田中屋」があるんですね。

駐車場はお互い共同の駐車場としているようなので、お互いの「田中屋」さんは

もちろん何らか関係があるのでしょうね?





などと考えながらお店に入れば、店内はこんな感じ。
そば処田中屋2

入口正面の土間スペースが少し勿体ない感じがしますが、その両脇が小上がり席と

なっており、上の写真は入口左手の小上がりです。

一番奥のテーブル席はちょうど出前の準備のために出前箱で席が占領されていましたが

基本は4人×3です。



そして、こちらが入口右手の6人×2の小上がり。
そば処田中屋3

ということで、お店の混み具合にもよりますが一人客だとちょっと居心地が悪い

かもしれませんね。





そして、お品書きがこちら。
そば処田中屋4

町のおそば屋さんらしい一般的なメニューの中に気になったメニューを発見。

「ラーメン」はもちろんなんですが、定食ものメニューの中で「天南定食」ってのが

気になりました。

壁の貼り紙をみれば、どうやらちょっとした一品が付くようですが・・・





ということで注文したのは、その「天南定食」
そば処田中屋5

メインの天南そばに、黒ゴマが掛かったご飯、山芋の千切り、漬物が付いたもの。




では、先ずはおそばからいただきましょう。
そば処田中屋6

早速かけ汁を啜れば、私好みのいいお味です。

おそばは二八のツルッと喉越しのよいおそば。

美味しいおそばをいただいて、身体も暖まりました。





続いて山芋の千切りを。
そば処田中屋7

千切りといっても短めでかなり細かくおろされているので、

これはなんとも口当たりがいいですね。

そば処田中屋8

そこで思いついたのが、とろろ!

ご飯の上にかけて、ズズッととろろ感覚でいただけます。

そば処田中屋9

これが最高でした!

本来おそばととろろは相性がいいのですから、そこに麦飯とまではいきませんが

とろろご飯がいただけるとは嬉しいです。



さて、お店の方は初老のご主人夫婦とその息子さんでしょうか、3名で切り盛りされていました。

その息子さんは、テキパキとした接客が気持ちよく、出前にフロアーにと大活躍でしたよ。

こちらの「田中屋」さんも立派な二代目がいらしてお店は安泰ですね。

今日はどうもご馳走さまでした。

次回は、もちろんそば屋ラーメンをいただいてみたいですね。


そば処 田中屋

手打そば しながわ翁(東京都品川区)

  • Day:2015.02.14 21:17
  • Cat:蕎麦
またまた出張先で訪れたのは、品川区北品川にある「手打そば しながわ翁(おきな)」さんです。
手打そば しながわ翁1

店名からもお察しの通り、こちらのご主人はあの蕎麦名人としても有名な高橋邦弘氏を

師に仰ぎ、「翁」の称号を引き継いでこちらにお店を出されました。

それにしても、高橋邦弘氏のお弟子さんは何人もいらっしゃる中で、「翁」の暖簾を掲げる

お店は数えるほど。

私も翁系譜のお店としては県内で3店舗伺ったことがありますが、“翁”を訪れるのは初めてです。


場所は、JR品川駅から歩いて10ほどのところ。

品川にもこんな庶民的な場所があるんだ~と感じさせる通りにひっそりと佇んでいます。

そうそう、そう言えばなんでもミシュラン2015にも選ばれたんだとか。

私もとうとうミシュラン認定店に行くほどになったか(笑)





ということで早速暖簾を潜れば、店内は至って庶民的な雰囲気です。
手打そば しながわ翁2

ミシュラン認定店ということですが、堅苦しさはまったくないですね。

間口が狭い分、奥に細長い店内に客席はテーブル席2人×5に4人×2と、こぢんまり。





さて、早速おしながきを拝見。
手打そば しながわ翁3

手打そば しながわ翁4

手打そば しながわ翁5

手打そば しながわ翁6

「翁」系というとお蕎麦は「ざる」と「田舎」しかないお店が多いのですが、こちらはお蕎麦の

種類も豊富です。

しかも、嬉しいことに蕎麦前メニューまでも^^





ということで、先ずは日本酒をいただきます。
手打そば しながわ翁7

お通しには昆布と椎茸の佃煮





そして「しらすおろし(辛味大根)」
手打そば しながわ翁8

赤み掛かった大根おろしがピリッと日本酒に合います。





お銚子をもう1本お願いしつつ、続いては「月見とろろ」を。
手打そば しながわ翁9

青のりをまぶしたとろろが風味もよく、これまた良いアテです。






それではここで、もりそば「ざる」をいただきます。
手打そば しながわ翁10

やはり粋にサクッとお蕎麦をいただかなくてはいけませんよね^^

先ずは薬味が準備され、その後笊が運ばれてきます。

手打そば しながわ翁11

なるほど、見た瞬間に翁系の蕎麦だと思わせるキリッとした蕎麦。

そして、エッヂもしっかり立っていて凛々しさを感じます。

手打そば しながわ翁12

では、早速手繰りあげます。

ソバの香りは控えめですが、コシと喉越しはやはり最高ですね。

そして、噛んだときの弾力もよく、ソバの甘味がお口に広がります。

つけ汁は辛口の中にも甘味が感じられ、甘すぎず辛すぎずといった感じで、

ダシもしっかりと効いていて蕎麦との相性もいいですね。

手打そば しながわ翁13

途中からは、このために敢えて残しておいた「月見とろろ」でもお蕎麦を味わいます。

これはもういうことありませんね。

なんて粋なんでしょうか^^





最後に白濁した蕎麦湯をいただいてまったりと。
手打そば しながわ翁14

お店は、40代前半と思われるまだ若いご主人が営まれていました。

場所柄もあってか、お客さんもみなさんお上品で蕎麦の食べ方をちゃんとわきまえた方

ばかりでした。

手打そば しながわ翁15

私も周りに見習って長居せず、今回ばかりは粋に振る舞えたのではないでしょうか(笑)

今日は美味しいお蕎麦をご馳走様でした。


しながわ翁

上野藪そば(東京都上野)蕎麦前~せいろう

  • Day:2015.02.08 19:35
  • Cat:蕎麦
出張先で立ち寄ったのは、東京上野にある「上野藪そば」さんです。
上野藪そば1

本当のことを言うと、藪御三家である「池の端 藪蕎麦」をお邪魔しようと思っていたのですが

生憎お休みだったようで、急遽こちらに伺った次第です。

といっても、こちら「上野藪そば」さんは明治25年に「かんだやぶそば」から暖簾分けされた

老舗のお店なんだそうです。

場所は、JR上野駅からアメ横へ向かう途中にあります。






お店に入ると、奥に細長い店内の左手側にテーブル席、そして右手側にはガラスに囲まれた

打ち場があり、その回りにカウンター7席。

上野藪そば2

私はその打ち場が見えるカウンター席に案内されました。

店内は全体的に黒色を基調とした落ち着いた雰囲気なのですが、その中でカウンターの

朱色が映えます。

上野藪そば3

客席は、さらにお二階にもあるようで、三階が厨房になっているんだとか。

とういことで、こちら一階にはエレベーターでお料理が運ばれてくるんです。





さて、先ずはともあれお酒です。
上野藪そば4

流石、江戸の老舗らしくやはり日本酒は「菊正宗」です。

そして、アテにそば味噌が添えられます。

上野藪そば5

おっこのなかなかピリ辛のそば味噌に菊正宗がよく合います。





では、ここらでお品書きを拝見しましょう。
上野藪そば6

上野藪そば7

上野藪そば8

上野藪そば9

上野藪そば10

全般的にややお高い値段設定でしょうか。





そんな中注文したのは「炙りめんたいこ」
上野藪そば11

定番の板わさをお願いしようと思いましたが、ちとお値段が張りましたので

何気に目に付いたこちらをお願いしてみました。

軽く炙った表面は香ばしく、そして中はしっとりとしたレア加減。

これまた日本酒には最高のアテです。

添えられたシシトウに、肉厚の焼椎茸もジューシーでいいアテです。





そして、続いては時季ものをということで「牡蠣昆布焼き」
上野藪そば12

大ぶりの牡蠣が昆布の上に5つ。

添えられたすだちを掛け、辛味大根と一緒にいただきます。

牡蠣はプリップリでお味も濃厚です。

意地汚くも昆布をかじってみましたが、さすがに昆布は食べられませんでした(*_*)





最後の熱燗を1本追加しつつ、ここで「焼き海苔」
上野藪そば13

実はこの時すでに熱燗は4本目。

この人は一体どんだけ呑む気なんでしょう^^

その焼き海苔は、焙炉(ほいろ)と呼ばれる木箱に入れられての登場で、

木箱の下に入れられた炭で海苔をパリッと乾燥させるって訳です。

そのお海苔にたっぷりとわさびを塗り、そこにお醤油をチョイとつけてかじる。

上野藪そば14

そのあと、お猪口に注がれた酒をクッと流し込む。

何とも粋ですね~なんだか大人の男になった気分です(笑)






では、そろそろ〆の「せいろう」
上野藪そば15

散々飲み食いしたあとだったので、呑み助用に用意されている軽盛りの「さくらせいろう」あたりに

しようかとも思ったのですが、やはりメインのお蕎麦をないがしろにしてはいけませんよね。

そのお蕎麦は、細打ちでやや白っぽい蕎麦です。

上野藪そば16

藪蕎麦というと緑がかった蕎麦という印象だったのですが・・・

では早速手繰ります。

うん、ソバの香りは控えめですがしっかりとコシがあり、喉越しも最高です。

つけ汁も想像していたほどの辛さではなく、程よい辛さでお蕎麦との相性もいいです。

あまりの美味しさに、あっという間に平らげてしまいました。





最後に金属製の急須に入れられて提供された蕎麦湯でまったりと。
上野藪そば17

そして、この蕎麦湯がこれまた美味しかったです。

というか、つけ汁との相性が最高なんでしょうね。

いや~すっかり長居をしてしまいました。

老舗にも係らず堅苦しさなどはみじんもなく、花番さんも親切できびきびとした接客が

好印象です。

上野藪そば18

そば屋で長居は禁物と言われますが、私なんぞはまだまだダメですね~。

ついつい飲み過ぎてしまいますよ。

もっと粋にやらねば^^

今日はどうもご馳走さまでした。

また近くへ来た折には寄らせていただきますね。


上野藪そば

弥重(やじゅう)本店(静岡市駿河区)鴨南ばんそば

  • Day:2015.01.31 21:47
  • Cat:蕎麦
葵区竜南にある「弥重」さんの本店に当たる、駿河区中島の「弥重(やじゅう)本店」さんを

訪問してきました。
弥重本店1

場所は東名のガードと150号線との中間くらいの位置の、インター通り沿いです。

といっても正確にはインター通りから路地を入った2軒目ですが、インター通りからもお店の

看板が見えますので通り沿いと言っても問題ないでしょう(笑)

駐車場は、その路地を入った先にあり、お店の前に親切に看板が出ていますので安心です。





さて、店内はこんな感じです。
弥重本店2

以前伺った竜南店とはだいぶ雰囲気が違いますね。

おそば屋さんらしく、さっぱりとしています。





そして、気になるメニューがこちら。
弥重本店3

弥重本店4

弥重本店5

竜南店と同様に、ラーメンがあることは想像がつきましたが、まさかこれほどまでに

ラーメンとのセットメニューが豊富だとは思いませんでしたね。

それと、逆に定食系はこちらの本店の方が少ないですかね。

ちなみに竜南店との比較はこちらから。






さて、悩んだ末にこの日注文したのは「鴨南ばんそば」
弥重本店6

そば屋のラーメンも食べたかったのですが、最近鴨南もご無沙汰だし、鴨南が750円で

食べられると思うと、ここはやっぱり鴨南でしょ!ってことで。

弥重本店7

その鴨は想像以上に肉厚でしっかりとした鴨肉で、全部で5枚も入っています。

やはりこれはお得かもしれませんね。

弥重本店8

先ずはお汁をいただけば、しみじみとする美味しさです。

やっぱり鴨南は美味しいな~。

おそばも喉越しがよくて美味しいおそばです。

もちろん、お汁はすべて飲み干してしまいました^^





さて、奥の厨房の様子が見えませんでしたが、お店は初老のご夫婦お二人で切り盛りされている

ようで、こちらのお店もやはり出前が忙しくて、ご主人がひっきりなしにカブで出前に出てました。

弥重本店9

お客さんもぼちぼち来店してますし、それなりに繁盛しているお店ですね。

その来店するお客さんはやはりラーメンとのセット物を注文している方が多かったです。

私も次回は是非ともラーメン物を食べなくてはなりませんね!


弥重(やじゅう)本店

百々や(ももや)(周智郡森町)田舎そば&ざるそば

  • Day:2015.01.30 22:27
  • Cat:蕎麦
天竜浜名湖線の遠江一宮(とおとうみいちのみや)駅構内にあるお蕎麦屋さん、

「百々や(ももや)」さんに立ち寄ってきました。
百々や(ももや)1

場所は、遠州の小京都といわれ、あの森の石松の故郷でもある森町です。

それにしても、この駅舎もレトロ感いっぱいで雰囲気いいですよね~。

ちなみに、こちらの駅舎は有形文化財にも登録されているんだとか。





早速駅舎に入れば、改札を潜る手前に、まさに以前は駅長室であったであろうという

面影をそのまま残した状態でお店があります。
百々や(ももや)2

その、今にも駅長さんが顔を覗かせそうなガラス窓の中は打ち場になっていました。




それでは早速引き戸を引いてお店に入りましょう。

入口の沓脱ぎで靴を脱いでスリッパに履き替えて店内に上がります。
百々や(ももや)3

店内はこんな感じで清潔感があります。

客席は、意外にもテーブル席が4人×2に6人×1と、実にこぢんまりとしています。


テーブルにつくと早速お茶を出して下さいましたが、このお茶が実に美味しかったですね。





では早速お品書きを拝見
百々や(ももや)4

百々や(ももや)5

といってもメニューは至ってシンプルで、蕎麦はざると田舎の2種類のみ。

それもその筈で、実はこちらの「百々や(ももや)」さんはあの蕎麦打ちの神様として知られる

高橋邦弘氏で有名な「翁」系譜のお店なんです。

ということで、「翁」系では当たり前のメニュー構成というわけです。




そして、お願いしたのはもちろん2種類のお蕎麦。

先ずやってきたのは「田舎そば」
百々や(ももや)6

“お蕎麦の実の、殻を剥いたすぐ内側の、甘皮の部分も一緒に使っています”との説明の如く、

田舎そばとは言え若干黒みがかっているという程度です。

そして、太さも一般的な田舎そばに比べるとそれほど太くもないですね。

百々や(ももや)7

では早速手繰れば、コシが半端ないです。

そして、太打ちにも係わらず喉越しもいいです。

もちろんソバの香りは申し分なし。

旨いです。






続いての登場は「ざるそば」
百々や(ももや)8

“お蕎麦の実の、白っぽい部分を使っています。のどごしの良さが特徴です”との説明の如く、

確かに白っぽく、表現は悪いですがのっぺりとした蕎麦です。

百々や(ももや)9

こちらも早速いただきます。

その蕎麦は見た目とは違って、田舎そばに負けじとコシもしっかりとあって、しなやかで喉越しも

最高です。

これぞ、まさに正統派の蕎麦ですね。

旨いです。





薬味は生山葵、辛味大根、白ネギ
百々や(ももや)10

山葵はツンと風味もよく、辛味大根のキリッとした辛さも流石です。

つけ汁は濃いめのやや甘口ですが、出汁がしっかりと感じられて蕎麦を引き立たせます。

蕎麦、汁、薬味と、全てに申し分のない三位一体のバランスです。


ちなみに、そば猪口だけは「翁」系とは違うタイプのもので、若干違和感を感じました^^





最後に蕎麦湯をいただいて暫しうっとり。
百々や(ももや)11

その時、ガタンゴトンという電車がホームに滑り込んでくる音が・・・

すかさずカメラ片手にお店を飛び出してパシャリ。

お陰で、なんとものどかなローカル線のホームに停車する1両編成のディーゼル車の姿を

運良く写真におさめることができました。

百々や(ももや)12

そして撮影を済ませてお店に戻ってくると、なんと私が脱いだスリッパがちゃんと整えられて

いるではありませんか。

私も決して乱雑に脱ぎ散らかして行ったわけではないのですが、短い時間の中で奥さんが

スリッパの向きも変えて整えて下さっていたんです。

なんという細やかな心遣いなんでしょう。

そんなお店は、50代のご夫婦お二人で切り盛りされていました。

お二人とも物静かな方で、ご主人はまさに蕎麦職人といった雰囲気の方でした。

また近くに来たときには是非とも寄らせていただきます。

今日は美味しいお蕎麦をご馳走さまでした。


百々や(ももや)
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