炭焼鰻 かん吉 清水店(静岡市清水区)

さ~今年も土用の丑の日がやってきましたね~。

ここ何日かは大分涼しい日が続いてましたが、これからまさに夏本番ですから鰻を食べて精を出さなきゃね~。

ってことで本日訪れたのは、清水区御門台にある「炭焼鰻 かん吉 清水店」さんです。
かん吉清水店1

場所は南幹線沿いで、イオン清水店へ向かう手前の上り坂を登りきる手前辺りです。

駐車場はお店の右手に2台分、それと左手に60mほど行ったところにある「蕎麦 玉川」さんの二つ隣に

7台分あります。




さて、店内はこんな感じでテーブル席4人×3と2人×1、
かん吉清水店2



そして一枚板のおっきなテーブル8席のみと、とってもこぢんまりとしています。
かん吉清水店3

和を基調とした落ち着きのある店内はとっても清潔感があって好印象です。

また、店内には家具、調度品などがさりげなく飾られていて、お洒落さとお上品さも感じられますね。





さて、肝心のメニューはこんな感じで実にシンプルです。
かん吉清水店4

そして気になるお値段の方も「肝入り重」は特別として、ななっなんと3千円を切ってるじゃありませんか。

3千円を優に超しているだろうと覚悟して伺ったんですが、これは嬉しい誤算です。


更に、こちらの一品料理も気になるところですね~♪
かん吉清水店5





ということで、鰻が出来上がるまでのひとときを有意義に過ごすために

こちらをお願いしちゃいました^^

今日はお上品に冷酒、お通しには「鰻の尻尾と昆布煮」です。
かん吉清水店6


鰻の尻尾は初めて食べますが、甘く煮込まれていて適度な噛み応えで結構いけますね。
かん吉清水店7



それと更に「肝焼き」をお願いしました。
かん吉清水店8

普通肝焼きっていうと串焼きを想像しますけど「かん吉」さんではお箸でいたたくスタイルです。

しかし美味しそうな艶をしてますね~。こりゃ間違いなく冷酒1本じゃ済まないぞ^^

早速いただくと、プリップリのシコシコで最高です。

お味の方も、鰻のタレが出しゃばり過ぎることもなく、さっぱりとして肝そのものの味を楽しめます。

もちろん新鮮だから変な臭みや苦みも全くありません。

こりゃアテには最高ですよ。






さぁ~そうこうしている内にやってきましたよ~☆

先ずは「かん吉」さんの看板メニューである「ひつまぶし」です。
かん吉清水店9

お膳には鰻のお櫃に、肝吸い、冷や奴、漬物、ワサビとネギの薬味、だし汁がのってます。

お櫃の蓋を取ると鰻の香ばしい匂いが漂って食欲がそそります。



そして、このお豆腐がとっても濃厚で大豆の風味豊かでまろやか~。
かん吉清水店10




そしてさ~どうです、お櫃には入りきらないほどに鰻が詰められてますよ。
かん吉清水店11

この「ひつまぶし」、静岡では珍しいんですが「かん吉」さんに来たら絶対これでしょ!ってくらい

他のお客さんも召し上がってますよね。

ちなみに、「ひつまぶし」とは名古屋周辺で食べられている「ウナギ料理」のことで、ウナギの蒲焼を

細かく刻んで、小さなお櫃(ひつ)にまぶして丼のように食べることから「ひつまぶし」と呼ぶんだとか。





さてその「ひつまぶし」ですが、なんと3通りの食べ方を楽しむことができるんです。

それではこれからその食べ方をご紹介しましょうね。

先ず最初の1杯目は、そのままお茶碗にひつまぶしを盛り、そのまま食べます。
かん吉清水店12

これは、もちろん鰻そのものの美味しさを味わえる食べ方ですね。

鰻のタレの甘さと鰻の香ばしさが最高ですよ。

「かん吉」さんの鰻は関西風なので、蒸さずに炭火で一気に焼き上げた鰻は外側はパリッとしていて

香ばしく、中はフワッとふっくらで美味しいんです。





続いて2杯目は、1杯目と同様にお茶碗に盛ったひつまぶしの上にネギをどっさりとのせて、さらにその

上の山葵をのせていただきます。
かん吉清水店13

鰻のタレと山葵の辛さが口の中で混ざり合って、1杯目とは全く違った味わいです。

そしてネギの風味も加わって、さっぱりと上品でさわやかな味わいです。




最後の3杯目は、2杯目と同じようにひつまぶしに薬味をのせ、熱いだし汁を注いでお茶漬けのように

いただきます。
かん吉清水店14

上品な薄味のだし汁は鰻の旨味と薬味の風味を損なうことなく、まさに三位一体の美味しさです。

とってもさっぱりとしていて、サラサラとお口の中に吸い込まれていきます。

また、パリッと焼かれた表面に、おダシをかけていただく時の食感もこれまたいいものですよ。





そしてなんと4杯目です。

先程も言いましたが、「ひつまぶし」というと3通りの食べ方が楽しめる、と言われていますが、これは

決してお櫃の中身を3等分してお茶碗3杯で平らげなければならないという訳ではありません。

現に、お櫃の中身を3等分しようとしたら苦労しますよね。

ですから、実はお櫃の中身は十文字に4つに分けるのが上手な食べ方なんです。

ねっ、3杯目をよそった後は、まぁこんな感じできれいに1/4残ってるでしょ^^
かん吉清水店15

そしてその4杯目の食べ方というと、3種類の食べ方を一通り楽しんだ後、一番美味しいと思った食べ方で

最後の4杯目を味わう訳ですね。

ということで、さぁ~私が選んだ最後の1杯の食べ方とは?





こちらだ~!
かん吉清水店16

ってそんなに引っ張るほどのことでもないですが、2杯目の食べ方で最後は締めくくりましたとさ。





さて、もう一品はシンプルに「うな重」です。
かん吉清水店17

うな重の蓋を開けると、どうです?うなぎが光ってますよ~。

こちらは「うな重」にしては珍しいですが、鰻が最初から適度な大きさにカットされてますね。



ところで、こちらの「かん吉」さんでは上述したように焼き方は関西風なんですが、裂き方はなんと

背開きで関東風なんですって。
かん吉清水店18

ちなみにどうして関東風は関西風の腹開きじゃなくて背開きか知ってます?

江戸は武士の文化、上方は商人の文化、ということで、関東では切腹を意味する腹開きを嫌ったから

という説のようです。




ウンチクはこのくらいにして、早速いただきましょう!
かん吉清水店19

うん、こちらも皮がパリパリで中フワッフワでたまりませんよ。

タレは少し甘めですが、タレの甘さも抑えめなところがいいですね。さらっとしてます。

そして何と言っても「ひつまぶし」と違って鰻が細かく刻んでない分、鰻そのものの旨さがダイレクトに

味わえるね。

そういった意味ではやっぱりお重もいいですね。

そして、きっと使っているお米も美味しいんでしょうね~

やっぱり鰻だけじゃなくご飯とのバランスも大事だからね。




こちらは肝吸いです。
かん吉清水店20

やっぱり鰻にはさっぱりとした肝吸いですよね。

肝も新鮮だからシコシコして美味しいんだ。



うなぎの稚魚の不漁で更に鰻の高騰に拍車が掛かり、今年は食べられるか心配でしたが、何とか清水の

舞台から飛び降りたつもりで、頑張って食べてきました。

悲しいかな今では鰻は高嶺の花となってしまって、年に一度食べられれば御の字って感じです。

もう鰻の価格は下がらないんでしょうかね~?

もっと鰻を食べたいよ~。

かん吉清水店21

この日は夜の部の開店時間である17:30に予約を入れて伺ったんですが、ウキウキし過ぎてか10分ほど

早めにお店に到着してしまったので、駐車場に車を停めて車の中で待ってたんです。

すると多分奥さんでしょうね?わざわざお店から出てこられて、まだ開店時間前だというのに“どうぞっ”と

中へ招いてくれました。

こういった心遣いが嬉しいですね。


いや~それにしても、久しぶりに鰻を食べたものだから嬉しさの余り今回は何だか気合いが入り過ぎて

しまって、記事がだいぶ長編大作になってしまいました。

最後まで見て下さった方、本当にお疲れになったでしょ。

また、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


炭焼鰻 かん吉 清水店

Comment

鰻と豆腐
ひつまぶしにうな重、肝焼きに冷酒と、土用丑の日を十分堪能されてきましたね!

今回は力のこもった写真にウンチクも披露されていて、一段と濃い内容で私も満腹感を味わわせていただきました。^^

私もここは行ったことがありますが、フワフワのやわらかい鰻で、甘めの味付けが特徴ですね。今年は私は、これからですが、ここでも紹介されていた「瞬」へ行く予定です。私はここが贔屓です。

ところで、濃厚なお味の冷奴ですが、たぶん近くの松永豆腐店の、その名も「まろやか」という豆腐ではないかと想像します。ご存知かもしれませんが、かなりの名店ですよね。「まろやか」や「まつなが」は衝撃的な美味しさです。もし未訪問でしたら是非! ネットで検索できます。
  • 2013/07/23 23:34
  • エスカルゴ
  • URL
エスカルゴさんへ
はい、久しぶりに贅沢をさせてもらったという思いです。
そのせいもあってか、やや力が入り過ぎてしまってちょっとくど過ぎましたね(笑)

「瞬」さんですか~いいですね~。
私もあそこの鰻は大好きなので久しぶりに食べてみたいな~^^

なるほど、松永豆腐店のお豆腐でしたか、それで納得です美味しい訳だ。
といっても、実際お店で買って食べたことは一度もないんですが、お噂はかねがね聞いています。
我が家からだと小鹿商店街にあるお店の方が近くで、いつか行ってみたいと思ってるんですが、
なかなかお豆腐一丁買うために立ち寄るということがなくて未だに未訪です。
エスカルゴさんが衝撃的な美味しさだという「まろやか」と「まつなが」を是非食べ比べてみたく
なりました。
  • 2013/07/24 21:55
  • chibideka
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