百々や(ももや)(周智郡森町)田舎そば&ざるそば

  • Day:2015.01.30 22:27
  • Cat:蕎麦
天竜浜名湖線の遠江一宮(とおとうみいちのみや)駅構内にあるお蕎麦屋さん、

「百々や(ももや)」さんに立ち寄ってきました。
百々や(ももや)1

場所は、遠州の小京都といわれ、あの森の石松の故郷でもある森町です。

それにしても、この駅舎もレトロ感いっぱいで雰囲気いいですよね~。

ちなみに、こちらの駅舎は有形文化財にも登録されているんだとか。





早速駅舎に入れば、改札を潜る手前に、まさに以前は駅長室であったであろうという

面影をそのまま残した状態でお店があります。
百々や(ももや)2

その、今にも駅長さんが顔を覗かせそうなガラス窓の中は打ち場になっていました。




それでは早速引き戸を引いてお店に入りましょう。

入口の沓脱ぎで靴を脱いでスリッパに履き替えて店内に上がります。
百々や(ももや)3

店内はこんな感じで清潔感があります。

客席は、意外にもテーブル席が4人×2に6人×1と、実にこぢんまりとしています。


テーブルにつくと早速お茶を出して下さいましたが、このお茶が実に美味しかったですね。





では早速お品書きを拝見
百々や(ももや)4

百々や(ももや)5

といってもメニューは至ってシンプルで、蕎麦はざると田舎の2種類のみ。

それもその筈で、実はこちらの「百々や(ももや)」さんはあの蕎麦打ちの神様として知られる

高橋邦弘氏で有名な「翁」系譜のお店なんです。

ということで、「翁」系では当たり前のメニュー構成というわけです。




そして、お願いしたのはもちろん2種類のお蕎麦。

先ずやってきたのは「田舎そば」
百々や(ももや)6

“お蕎麦の実の、殻を剥いたすぐ内側の、甘皮の部分も一緒に使っています”との説明の如く、

田舎そばとは言え若干黒みがかっているという程度です。

そして、太さも一般的な田舎そばに比べるとそれほど太くもないですね。

百々や(ももや)7

では早速手繰れば、コシが半端ないです。

そして、太打ちにも係わらず喉越しもいいです。

もちろんソバの香りは申し分なし。

旨いです。






続いての登場は「ざるそば」
百々や(ももや)8

“お蕎麦の実の、白っぽい部分を使っています。のどごしの良さが特徴です”との説明の如く、

確かに白っぽく、表現は悪いですがのっぺりとした蕎麦です。

百々や(ももや)9

こちらも早速いただきます。

その蕎麦は見た目とは違って、田舎そばに負けじとコシもしっかりとあって、しなやかで喉越しも

最高です。

これぞ、まさに正統派の蕎麦ですね。

旨いです。





薬味は生山葵、辛味大根、白ネギ
百々や(ももや)10

山葵はツンと風味もよく、辛味大根のキリッとした辛さも流石です。

つけ汁は濃いめのやや甘口ですが、出汁がしっかりと感じられて蕎麦を引き立たせます。

蕎麦、汁、薬味と、全てに申し分のない三位一体のバランスです。


ちなみに、そば猪口だけは「翁」系とは違うタイプのもので、若干違和感を感じました^^





最後に蕎麦湯をいただいて暫しうっとり。
百々や(ももや)11

その時、ガタンゴトンという電車がホームに滑り込んでくる音が・・・

すかさずカメラ片手にお店を飛び出してパシャリ。

お陰で、なんとものどかなローカル線のホームに停車する1両編成のディーゼル車の姿を

運良く写真におさめることができました。

百々や(ももや)12

そして撮影を済ませてお店に戻ってくると、なんと私が脱いだスリッパがちゃんと整えられて

いるではありませんか。

私も決して乱雑に脱ぎ散らかして行ったわけではないのですが、短い時間の中で奥さんが

スリッパの向きも変えて整えて下さっていたんです。

なんという細やかな心遣いなんでしょう。

そんなお店は、50代のご夫婦お二人で切り盛りされていました。

お二人とも物静かな方で、ご主人はまさに蕎麦職人といった雰囲気の方でした。

また近くに来たときには是非とも寄らせていただきます。

今日は美味しいお蕎麦をご馳走さまでした。


百々や(ももや)

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