石臼挽手打式蕎麦舗 ソビスケ(静岡市葵区)

  • Day:2014.12.29 19:23
  • Cat:蕎麦
久しぶりの訪問となったのは、葵区昭和町にある「石臼挽手打式蕎麦舗 ソビスケ」さん。
ソビスケ1

以前の駿河区手越にあった頃は何度かお邪魔していたのですが、こちら昭和町に移転してからは

めっきり足が遠のいてしまった。

その理由は、まず駐車場がないこと。

それと夜のみの営業になってしまったこと。

夜のみの営業でも静岡駅からまずまずの位置にあるので本来ならお邪魔すればいいのだが

ここは如何せん一人ではなかなか立ち寄れない蕎麦屋。

なぜかって?

それは、さすがに一人でちょんまげを被るのは恥ずかしさがあるからです。

やはりグループで来るのが一番のお店ですね^^

おやっ?ご存じない?

こちらでは来店から会計まで我慢してチョンマゲを被っているとお勘定から50円割引してくれる

“マゲワリ”というサービスがあるんです。

ソビスケ2

本音を言うと、別に50円の割引はどうでもいいんですが、如何せんここに来たらマゲを被らないと

いけない、みたいな雰囲気があることから、どうしても被らざるを得ないんです。

自分だけ一人、しらけた態度もとれませんからね(笑)

ということで、この日は友人を連れ立って伺った次第なんです。

そして、もちろんチョンマゲをパイルダーオンしましたよ(爆)

で、このチョンマゲですが、実は被り方にコツがあるんですよ。

どのみち被るんですから、同じ被るんなら恥ずかしがっていてはダメ!

躊躇なくスッポリと被り、後ろにずらすのではなく逆にグッと前に引き寄せるように被るのだとか。




さて、前段が長くなりましたが、先ずは入店です。

すると、“いらっしゃいマゲ~!”と元気の良い挨拶で迎えられます。

ねっ、こんなところにもなんとかしてマゲを被らせようとするお店の企みを感じるでしょ(笑)

ソビスケ3

さて、店内はこんな感じで、カウンター4席にテーブル席4人×2と、

とってもこぢんまりとしています。


そして、シンボルカラーである新そばの実の黄緑色が、暖簾から椅子、小物、

はたまたトイレに至るまで使われているんですよ。


そういえば、ここで男性の方にご忠告です!

「ソビスケ」さんのおトイレでは“立ちション”は禁止です!

ソビスケ4


“立ちション”すると罰金1,000円が課せられます(笑)

というかそれ以前に、“立ちション”をしようと便座を揚げるとブザーが轟く仕組みになっていますから

する前に断念せざるを得ないんですけどね。

それでも、ブザーをず~っと響かせて平気で用を足す酔っ払いさんもいるんだとか。

やはり郷に入れば郷に従えではありませんが、お店のルールはちゃんと守らないといけませんよね^^

ということで、途中脱線して汚い話になって済みませんでした(>_<)





さて、それではここでメニューを拝見!となるんですが、メニューに関してはお店のHP

充実しているので、そちらで確認してみて下さいね。

そのメニューをみると、きっと何やら違和感を覚えることでしょう!

そうなんです、こちらの「ソビスケ」さんでは蕎麦のことを“ソビ”と呼ぶんです。


先ずはその背景である店名の由来から。

“美味しい蕎麦を気軽に楽しく食べる空間を提供したい”という理念「ソビズム」(ソバ+イズム)と

店主である荻原佑介さんの「ユウスケ」を足して二で割ったものだそうです。

そんな店主が心を込めて作った蕎麦を“ソビ”と呼ぶんです。

その拘りもあってか、なぜかメニューは全てカタカナで表されていて、

これが意外と読みづらいんですよね(笑)

そんなメニュー表ですが、嬉しい心遣いが一つあるんです。

それは、まずソビに関してはハーフに対応してくれていること。

ただし、その反面〆のお蕎麦は必ず注文しなくてはいけないという、厳しい虎の穴の掟があるんです。

よく、食べ過ぎて〆のお蕎麦までたどり着けなかったなんてことがありますが、「ソビスケ」さんでは

それは許されませんから、ちゃんと杯分を考えて飲み食いして下さいね(笑)

それともう一点はおつまみがとっても手頃だってこと。

お値段的もしかりですが、なんといっても一人前に最適なボリュームなんですよ。

一人で日本酒をチビチビやりながらいろんなアテもいただいてみたいじゃないですか。

どちらも、呑み助の気持ちを良く理解している心遣いだと思います。






さて前段が長くなりましたが、そろそろ一杯いただきましょうか。

ソビスケ5

いただいたのは燗酒

そしてお伴には「イタワサ」

蒲鉾を囓りながら日本酒をチビチビとやる、これぞそば屋の定番ですね。





続いて「カモヤキ」
ソビスケ6

こちらも一人前にちょうどよい量です。

その鴨は柔らかくジューシーで、お陰でお銚子をもう一本追加です^^





それではそろそろ〆の蕎麦、いやいやソビをいただくとしましょう。

いただいたのは、もちろん「セイロ」
ソビスケ7



ソビはほんのりと緑がかった細打ちで、見るからに美味しそうです。
ソビスケ8

ソビの香りはそれほどではありませんが、噛めばソバの甘味が口一杯に広がります。

やはり相変わらず旨いソビを提供してくれます。

つけ汁も私好みのキリッと辛口で、鰹出汁もよく効いていて最高に旨いです。





そして、〆にはもちろん蕎麦湯ならぬソビ湯ですが、もちろん黄緑色の魔法瓶での提供です。
ソビスケ9

しっかり振ってから召し上がりくださいとのこと。

そのソビ湯はなかなかのトロトロ系でソバの風味が濃厚でこれがまた旨いんです。

ソビスケ10

さて、お店はご夫婦お二人で切り盛りされています。

お二人とも似たもの夫婦という感じでとっても陽気でふざけているというか・・・

まるで漫才を見ているかの如く圧倒されてしまう勢いなんです。

その反面、お会計時にはお客さん一人ひとりに丁寧に、済まなさそうに

「お待たせしてすみません~、どうもありがとうございます~、またよろしくおねがいします~」

とどこまでも腰の低い店主。

ソビスケ11

そんな一面を見ると、ソビに対する愛情と拘りはしっかりしたものを感じますね。

さすが名店「くろ麦」で長年修行されただけのことはあると感じます。

この日で、今まで恥ずかしいと思っていたチョンマゲの呪縛からも逃れられたような気がします(爆)

お陰で、これからちょくちょく伺うことが出来るようになりました(笑)

今日はどうもご馳走さまでした。


石臼挽手打式蕎麦舗 ソビスケ

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